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2023年12月14日
【プレスリリース】平島一輝特任助教らの研究グループが血管肉腫の創薬研究におけるイヌ腫瘍モデルの有用性を評価する総説論文を発表しました

 マンスフィールド財団・米国研究製薬工業協会(PhRMA)指定スカラーを中心とした本研究科 平島一輝 G-YLC特任助教、慶應義塾大学病院/臨床研究推進センター 明田直彦 特任助教(医師、医薬品承認審査経験者)、国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科 河知あすか 医師(希少がん担当臨床医)の研究グループは、IDEXXラボラトリーズ 平島瑞希 獣医師(米国獣医病理学専門医 解剖病理)と協働し、基礎研究・臨床・薬事規制・病理学の観点からイヌ血管肉腫の有用性を評価し、総説論文として公開しました。

 血管肉腫は、5年生存率9%程度と極めて予後が悪い悪性腫瘍ですが、患者数が非常に少なく(日本で年間50人程度、人口の0.00004%)、治療薬の開発研究が進んでいません。
 血管肉腫はヒトだけではなく、イヌにも発生します。イヌ血管肉腫はヒト血管肉腫とよく似た臨床動態と病理学的性質を持つ一方で、特定の犬種に極めて高い確率で発生します。そのため、イヌ血管肉腫はヒト血管肉腫の疾病モデルとして新たな治療薬開発研究への応用が期待されています。一方で、イヌ血管肉腫は現時点では創薬開発モデルとして確立されておらず、薬剤開発への応用を推進するためには包括的な観点からのモデルの評価と議論が必要でした。

 今回の成果により、イヌ腫瘍モデルを用いた創薬研究推進の議論がさらに活性化し、新たな治療薬開発研究への応用が期待されます。

 血管肉腫の創薬研究におけるイヌ腫瘍モデルの有用性を評価する総説論文を発表

 詳しくは岐阜大学のHPにも掲載されておりますので、こちらをご覧ください。

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