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研究科概要 - 教育における3つのポリシー

修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)と専門的能力

 連合創薬医療情報研究科は,創薬と医療情報というテーマの下に岐阜大学と岐阜薬科大学が連合し,薬科学,医科学,工学の3種類の博士の学位授与を可能とする教育・研究を推進しています。本研究科では,修了時までに厳格な単位認定・学位審査を行い,以下のような専門的能力を備えた高度専門職業人を育成します。

1.創薬・医療情報に関する分野の高度専門知識とその運用能力。

2.創薬・医療情報分野の研究課題を設定し,解析・検証し,応用する能力。

3.研究課題を学会等で発表・討論し,国際学術論文として完成する能力。

4.適切なコミュニケーションにより,リーダーシップと協調性を発揮する能力。

5.正しい生命および研究者倫理観に基づいて行動し,研究を推進する能力。

専門的能力の要素

達成すべき水準
専門知識・運用能力 創薬・医療情報に関する分野の高度専門知識を身につけており,その活用により当該分野の最新の課題を把握し,解説できる。
科学的思考・解析能力 創薬・医療情報分野の研究課題について,科学的な解析と検証に基づいた研究を遂行し,応用することができる。
情報発信・完成力 研究成果を学会発表や研究者との討論を通じて完成させると共に,国際学術論文として公表することにより世界への情報発信ができる。
コミュニケーション・リーダーシップ 適切なコミュニケーションに基づき,リーダーシップを発揮しながらプロジェクト研究を推進できる。
生命倫理・研究者倫理 正しい生命および研究者倫理観を備え,それにより適正な倫理規範に基づいた研究計画の策定や研究の実施ができる。

岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科 学位論文審査基準

 学位論文は,レフェリーシステムのある国内欧文誌・外国誌に掲載(受理を含む)されたもの又は掲載された内容を含むものであることとし,学位論文の内容が専門分野において評価を受け,認められていることを基準とする。

 学位論文の審査及び最終試験の成績は,以下の審査項目について総合評価を行い,合格又は不合格とする。

1.当該研究分野における十分な専門知識と実践能力(国際的な研究発信、コミュニケーション能力、リーダーシップ等)を身につけていること。

2.研究課題について,科学的な解析と検証に基づいた研究を遂行し,応用する能力を身につけていること。

3.正しい生命および研究者倫理観を備え、研究において、倫理的配慮が十分になされていること。

4.研究テーマおよび内容が申請された学位に対して妥当であること。

5.テーマならびにその研究方法の選択が、独創性を有すること。

6.専攻分野において新しい知見をもたらし、国際水準での学術的価値を有すること。

7.先行研究の評価や事実調査が的確であり、研究の学術的位置づけが明示されていること。

8.研究方法の結果の導き方が論理的で信頼性・妥当性があること。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

 連合創薬医療情報研究科は,薬学・医学・工学の学問分野を広範に学びながら,人々の健康で豊かな生活の維持発展に創薬と医療情報の面から貢献できる高度な専門的能力を育成します。こうした能力の育成を達成するために,以下の5項目を中心にした教育課程を編成し,実施します。

1.専門知識の涵養と運用

 創薬と医療情報の二つの専攻を互いに有機的に繋ぐ教育研究領域を設けることにより,多様な知識の獲得と,応用力を培います。専門分野は薬科学,医科学,工学など多岐にわたり,広範囲な専門知識の修得が可能です。

2.科学的思考力と解析能力

 学位論文の基礎となる特別研究に加え,基礎的な実験技術や方法論,さらには各種専門分野の特論を通じて多方面から科学的思考力や解析・応用力を育成します。

3.情報発信・完成力の養成

 英語実践力UP講座やポスター発表会の活用により,国内外に研究成果を情報発信する能力を育てるとともに,国際医薬産業論や知的財産に関する学習を通して,自らの研究成果を広く社会に還元できる完成力を培います。

4.コミュニケーション・リーダーシップ

 本研究科の特色である学外研修プログラムにより,海外研究所や国内企業での研修を体験し,チームの一員として,またチームリーダーとして研究を遂行する能力を養成します。

5.生命倫理・研究者倫理

 社会・生命倫理学に関する講義の他に研究倫理審査の受審や講習会を通して,生命倫理や研究者行動規範についての正しい理解と実践力を修得させます。

 学修成果の評価については,全学的な申し合わせ及び各科目のシラバスに記載された成績評価項目等に基づき,授業目標への達成度により評価を行います。

カリキュラムマップ

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

教育理念・目標

 連合創薬医療情報研究科は,創薬と医療情報をテーマとして先進的な生命科学を学術基盤とすることにより,薬学,医学,工学などの異種学問領域を連携統合した教育研究を推進します。こうした取り組みを通して,高度な専門性と先見性,柔軟な発想を有し,次世代の医療,医学,生命科学を担う最先端の領域で活躍できる高度専門職業人の育成を目指します。

求める学生像

・創薬に関する高度な専門的知識の修得と研究の推進に対して高い意欲を持っている人。

・個別化医療を展開するために必要となる実践的な研究領域を開拓しようとする強い気概がある人。

・国際的な視野のもとで自らの研究を位置づけ,世界に研究成果を発信していく意欲がある人。

・安全・安心な医療の提供に求められる高度専門知識の修得と研究推進に高い意欲を持っている人。

・自らの研究成果を社会の要請に応じて積極的に実用化する気概を持っている人。

入学者選抜の基本方針

 研究(希望)計画書,学業成績証明書,修士論文等要旨,研究業績調書及び面接・口頭試問により,専門的知識の修得と研究推進に対する意欲の高さや実践的な研究領域の開拓への気概の強さなどを評価し,総合的に合否を判定します。

研究科概要

憲章,基本戦略
教育研究上の目的
教育における3つのポリシー
統計資料
設置の目的と沿革について
教育課程と授業科目

専攻案内

研究科構成(研究領域・講座等)
創薬科学専攻
創薬科学研究一覧
医療情報学専攻
医療情報学研究一覧

受験情報

アドミッションポリシー
募集案内・募集要項
入学者選抜試験への出願手続き
出願資格認定申請の手順
入学料や授業料の免除・奨学金・長期履修制度

修了生の方へ

証明書の請求について