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2023年07月07日
【プレスリリース】赤尾特任教授らの研究グループが早期膀胱がんの悪性進展を抑える新しい核酸医薬を開発しました

 本研究科の 赤尾幸博特任教授らの研究グループは、悪性に進展しやすい早期膀胱がんの性質を反映した動物モデルを確立し、マイクロRNA-145(miR-145) 1)という小分子RNAの低下が早期膀胱がんの発生・進展のトリガーになっていることを明らかにしました。また、miR-145の化学構造を改変して抗がん活性を向上させた核酸医薬 2)(miR-145-S1)を開発し、早期膀胱がんモデルに膀胱内投与すると病変の悪性進展が抑えられることを実証しました。miR-145-S1は早期膀胱がんの悪性進展を抑える新たな核酸医薬シーズとして今後の開発が期待されます。また、本研究で確立した動物モデルを応用することで、今後の早期膀胱がんの治療研究開発がさらに加速化すると考えられます。

早期膀胱がんの悪性進展を抑える新しい核酸医薬を開発

詳しくは岐阜大学のHPに掲載されておりますので、こちら をご覧ください。

 本研究成果は、日本時間2023年7月3日14時00分にMolecular Therapy Nucleic Acids誌(Impact Factor 10.183、創薬分野の国際雑誌のうち引用率8位/155雑誌)のオンライン版で発表されました。

<用語解説>
1)マイクロRNA-145 (miR-145):
小分子RNAであるマイクロRNAのひとつ。21−25塩基の2本鎖RNAで、メッセンジャーRNAに結合し複数の遺伝子発現を抑制する。miR-145は、膀胱がんの発がんや進展に関連するc-Mycなどのがん遺伝子を制御している ことが知られている。
2)核酸医薬:
DNAやRNAを用いた医薬品。

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