記事詳細
2022年07月01日
【プレスリリース】檜井栄一先生らの研究グループが新規骨粗しょう症治療薬の候補を発見しました
本研究科医療情報学専攻・岐阜薬科大学の檜井栄一教授、岐阜薬科大学薬理学研究室の山田孝紀博士研究員、深澤和也助教らの研究グループは、京都薬品工業株式会社、東京医科歯科大学との共同研究により、CDK8(※1)阻害剤が新しい骨粗しょう症治療薬となる可能性を見出しました。
檜新規粗しょう症治療薬の候補を発見!-間葉系幹細胞を標的とした新たな治療戦略を確立-
詳しくは岐阜大学のHPでも紹介されておりますので、こちらをご覧ください。
本研究成果は、間葉系幹細胞(※2)を標的とした全く新しい骨粗しょう症治療戦略の確立に貢献することが期待されます。日本時間2022年7月1日午前0時に米国学術雑誌『Stem Cell Reports』にてオンライン版が発表されました。
- ※1 CDK8:
CDKと呼ばれるリン酸化酵素の遺伝子グループの一つ。CDK遺伝子の8番目。近年、がん幹細胞やiPS細胞の幹細胞性を制御することが報告されている。 - ※2 間葉系幹細胞:
骨芽細胞、軟骨細胞、脂肪細胞などへと分化する能力を持つ幹細胞の一種。